ハルさん家には、雑誌がいっぱい。

雑誌を中心にZINEやパンフレットなど、心揺さぶられた作品を紹介していきます。

恋愛真っ最中に読みなおす。『Maybe! vol.3』 特集:教えて!恋愛事情

ぎゅーん。

どきどき。

 

久しぶりに恋をしています。

 

久しぶりというか。

なんなら、初めてというか。

 

このシチュエーションに酔っているだけなのかもしれないけれど。

 

タイミングを逃してしまい、

連絡先も知らず、ただただ待つ日々です。

 

嗚呼!

苦しい!!

 

でも。

“今日は、会えるかな。”

 

なんて想いを馳せる日々を楽しんでます。

 

そして、会えない度に、

“もう、会えないんじゃないか”

と落ち込む日々も、まだ楽しめています。

 

まるで、物語の主人公気分。

 

恋愛経験がなさすぎて、

いつまで”今日も会えなかった”と現実を知らんぷりして恋愛を楽しんで良いのかが皆目わからん。

これで1ヶ月会えなかったら、もう脈なしってことなのだろうか。

誰か、切実に教えてほしい。

 

そんな日々だからこそ、新しい感覚で読みなおせるんじゃないかと選んだ雑誌が

Maybe! vol.3

特集:教えて!恋愛事情

今まで、恋愛における“会いたい”という感覚とは無縁の人生だったもので。

 

あの有名な、

会いたくて会いたくて震えちゃう曲も、

会いたいのに会いたいのに会いたいのに会えない曲も、

全く響かなかった。

もうびっくりするぐらい人ごとだったもんだから。

そんな中で読んだこの雑誌は、今までのバックナンバーと比べてあまりピンとこなかった。

 

でも、今は、

カラオケで入れてくれても全然かまわんよ。

むしろ、聴かせて。

ぐらいのテンション。

 

そんな自分が読みなおして、改めて面白いと思ったもんだから。

どうか紹介させてほしい。

いつもどおり、特に読み込んだ企画Pick upしていく。

 

Maybe! ファッション
恋が消えた日

失恋でメランコリックな気分の日のファッションコーデが、手書きの一文と共に紹介されている。

 

嗚呼、気づかなかった。

こんな日にこそ、洋服で着飾ることを忘れちゃいけない。

 

最近は、

“今日、会えるかな。”

“ご飯に誘われちゃったり、しないかな。”

なんて、るんるんな朝の支度時間を過ごしていたけれど。

 

悲しいときこそ、普段は着ないワンピースなんか着ちゃったりして。

この世界の主人公気分で、失恋の余韻に浸るんだ。

 

とっても、素敵。

こんな日を過ごしてみたい。

 

いや、もうすぐそこに見えている未来なのかもしれないんだけれど。笑

 

きっと。

とってもとっても悲しいんだろうなあ。

 

東京の夜空
最果タヒ×石橋静河×池松壮亮

映画『夜空はいつでも最高密度の青色だ』原作者・最果さん書き下ろしエッセイに、映画に出演されている石橋さんと池松さんの”東京の夜空”をテーマに撮影された写真が添えられたページ。

 

最果さんの言葉で綴られる、”東京の夜の色”の表現がとってもとっても素敵なんだ。

 

思わずエッセイの中の「私」を自分に置き換えて、その言葉たちに浸ってしまう。

 

こんな、ロマンチックで儚い人になれたらいいのに。

 

このエッセイを読んで眠る夜は、ちょっぴり寂しくて。

でも、その寂しさに安心しながら、夜に溶け込んでいくんだと思う。

 

教えて!恋愛事情

宇宙飛行士やバンドマン、美術家などなど。

様々な気になる12組に恋愛事情をインタビューしているページ。

 

個人的に特に興味津々で読んだのは、窪塚洋介さんのインタビューページ。

まさに自分にとって、”漫画から飛び出してきたような人”だったから。

そんな人の恋愛事情が聞けるなんて、わくわくしちゃう。

 

“俺のまわりには良いバイブスの仲間ばかりだから、愛がいっぱい溢れているよ。ちょっとおっちょこちょいな人が多いけれど(笑)、それもひっくるめて全部楽しい。”

 そうやって、イメージよりも柔らかい言葉で話される窪塚さんからは、とっても大きな愛を感じた。

同時に、恋愛経験の差も、人間としての経験値の差も感じさせられた。

 

昔の窪塚さんのインタビュー記事を漁って読み比べてみたい。

若い頃から、こんな考え方の人だったんだろうか。

個人的には、IWGPのキングや、ピンポンのペコみたいな、役の印象が強すぎて、窪塚さん本人にまで興味がついていけてなかったことを反省。

 

さあ、久しぶりに神保町に行って漁ってみるかなあ。

 

カルチャーと対峙して「自分」を知る | 湯山玲子

テレビでコメンテーターとしても見かける湯山さんによるコラム記事。

“自分探しは人間が一生かけてやり続けるものですが、スピリチュアル方向に安易に行くよりも、カルチャーと対峙した方がよっぽど発見がある、と私は思っています。”

この湯山さんの言葉に、深く納得した。

 

学生の頃、”自分の好きなことについてレポートをまとめる”授業があった。

若かりし自分は、その授業に対して、ただただ大好きなものを語るだけのレポートを提出してしまった。

”好きなものから自分を知る”という本当の趣旨を理解しきれないまま筆を走らせ、自己解析までたどり着けなかったのだ。

どうりで、あまり点数もらえなかったわけだ。

 

それを今。

”自分”ではなく”好きな人”に当てはめて、自然とやっていることに気づく。

 

その人の情報があまりないものだから、最初はタロットカードにばかり頼っていた。

そうやって、半信半疑な情報でその人のことを自己満足として知っていくのも、もちろんわくわくした。

だけれど。

その人が好きだと言っていた本を読んで、好きだという音楽を聴いていると、”その人の個性”を知ることができている感じがして、もっともっとわくわくした。

 

自分に対して、そして相手に対しても、興味を持つことを忘れちゃいけない。

とっても大切なことに気付かされたコラムだった。

 

恋愛相手としてオススメしない男子・7つの特徴 | 根本宗子

文化系女子に、劇作家・根本宗子さんが恋愛相手として要注意な男子の特徴を教えてくださるありがたいこの企画。

例えば

2.「バイトリーダーには気をつけて」

具体的に要注意人物の特徴をあげた上で、

“バイトリーダーになっている、ということは何年もそのバイトを続けているということ。ということは、何かのためにバイトを頑張っている人が多く、夢追い人である可能性が高い。”

分析し、その後、

“夢のほうでは成果が出ていないのに、バイトという小さな世界でのモテに優越感を感じて必要以上にバイトに精を出し、バイトリーダーな現状に満足してしまっている男の可能性があります。”

と、解析結果を教えてくださる。

 

そしてとどめかのように、

“私はカップルの喧嘩で、バイトリーダーだからとにかく仕事が忙しいと言い張る男に対して、こんな女のセリフを書いたことがあります。「バイトリーダーだってバイトでしょ?」その一言に尽きる。”

と、根本さん自身の体験談に基づいた答えが出される。

 

圧倒的恋愛経験の差からくるその説得力たるや、凄まじい。

 

めっちゃ、根本さんに恋愛相談したい。

そう思わせるほど。

 

ぜひ、読んでみてほしい。

読むだけでも楽しいし、なにより参考になる。

 

そして、こっそり。

今想っている人が、この7項目に当てはまらなかったことに安心してしまった。

 

 

 

やっぱり、読みなおしてみるもんだな、と思う。

買った当時は、”ふーん”で終わっていたけれど、今読むと、とっても面白い。

 

それは雑誌に限ったことでなく。

音楽や同人誌もそう。

 

カルチャーを楽しむ上で、"恋愛"って感覚は大事だ。

このことを忘れないようにしないと。

 

この恋が実るかはわからんけれども。

それでも、とっても良い経験ができたと思う。

 

……

 

嗚呼!

会いたいなぁ!!

 

こんな風に、人を想いながら読める雑誌も、そうそうない。

そんな素敵な雑誌に、これからもたくさん出会いたい。

と思う、今日この頃。

 

ではでは、また。

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