ハルさん家には、雑誌がいっぱい。

雑誌を中心にZINEやパンフレットなど、心揺さぶられた作品を紹介していきます。

読んだらもう1度劇場に足を運びたくなる『僕のヒーローアカデミア Vol.Rising』

 

先日、映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』

2回目を観てきた。

1度目は公開日翌日(2019.12.21)に2Dで。

2度目は4DX上映開始日(2020.01.24)に4DXで。

 

普段は同じ作品を観に、2回も劇場に足を運ぶことなんて、おうち大好きな引きこもり人間にはそうそうない。

それぐらい本当に素敵な作品だった。

 

その良さを、より深めてくれたのが、

全国合計100万人限定で入場者にプレゼントされた

僕のヒーローアカデミア Vol.Rising』

 

個人的には、パンフレットをも超えるほど、面白い情報たっぷりの作品だと思っている。

(もちろん、パンフレットも買ったし、十分楽しんだ。)

それが無料配布だなんて、太っ腹だあ……!!

 

私自身、このVol.Risingを読む前と後では、違った楽しみ方で映画を観ることができた。

きっと、何度も映画を楽しめるように作られた冊子なんだと思う。

 

今回は映画の感想も交えて、

”思わずもう1度劇場に足を運びたくなる”

僕のヒーローアカデミア Vol.Rising』

を、ページに沿って、紹介していきたいと思います。

PART.1 キャラクターファイル P07~

今回の劇場版で登場する、1年A組の生徒や教師陣、ヒーロー達の基本的なプロフィール紹介

キャラクター達の右側には、それぞれ今回の劇場版で発した印象的なセリフが書かれており、それを読んでいくだけでも映画を振り返れて、うるっと、くすっとくる。

PART.2 ムービーキャラクターファイル P37~

今回の劇場版で活躍するキャラクター達が、設定画とともに紹介されている。

敵(ヴィラン)側の個性についても説明されており、改めて映画への理解を深めてくれた。

PART.3 堀越耕平キャラクターデザイン原案集 P49~

原作者・堀越耕平先生が描き上げたデザイン原案が観れるのだが、これが面白い!!

先生のこだわりがいーっぱい。

 

※ここからはネタバレありでゆきますのでご注意、お願いします。

 

個人的に気になった先生のメモをいくつかPick up。

スーパードッグ

先生曰く、

”立体を超越した犬。神の創造せし犬。”

活真(かつま)くんと、人語を介しているイラストが載っているのだけれど、その上に、

“画面端にでいいので、豆つぶでいいのでだしてほしいです。”

とメモ書きが。

 

完全に見逃していた。

だから、ちゃんと探してきた。

 

八百万さんが島民のスクーターを修理している場面で、ナチュラルにおられた。

確かにいた気もする!ってぐらい、本当にナチュラルに。

マミー

赤い包帯を操っていた敵(ヴィラン)。

先生のメモ書きは、包帯の色についてと

”個性はお任せします。”

 こんなに包帯でぐるぐるにしておいて、個性、お任せするんかーい。

キメラ

狼顔で葉巻を吸っていた敵(ヴィラン)。

映画後半、

「これはもうゴジラやないかい。倒し方も、ゴジラやないかい。」

なんてツッコミを入れながら観ていたら、原因は先生の

“もう、火 吹いてもいいかもしれません。”

というメモだった。

せんせーい!!笑

敵(ヴィラン)連合

ちゃんと、ヴィラン連合の冬服まで書き下ろしてくださる先生。

“トガ出すならこの冬服でお願いします。”

荼毘(だび)の横にも

”映画に出すならこの衣装でお願いします。”

先生の強いこだわりが見える。

そして、ちゃんとお洒落。

PART.4 エクストラファイル P61~

堀越耕平先生ロングインタビュー P62~

原作者・堀越耕平先生のインタビューが掲載されている。

このインタビューがとっても濃い

先生の少年時代から、漫画家を目指すきっかけ、初めての連載と、ヒロアカまでの経緯をお話ししてくださり、そこから前回の劇場版から今回の劇場版まで、じっくりお話しされていらっしゃる。

 

堀越先生のインタビューは今まで読んだことがなかったので、先生の人間性も伝わってきてどれも面白いお話だったが、特に個人的に1番衝撃的だったのが、

劇場版アニメ第1作目『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 2人の英雄』は、先生にとって”『ヒロアカ』の天井だろう”とまで思う作品であり、それを超えるために、今回の劇場版の打ち合わせで原作の最終決戦でやりたかったネタ”デクと爆豪の共闘”を提案した

というお話。

 

 実際には、映画公開前から、そう謳ってPRされていたみたいだが、できるだけ情報をいれないようにしていた自分には初耳情報。

 

正直、1回目を観たとき。

デクと爆豪くんが手を取り合い始めたくらいから、

……ん?

スーパーサイヤ人化して、さらに

ん、んん????

と、スッと熱が冷める自分がいた。

 

きっとそれは、

“原作が今も続いてるってことは、デク達は死なないし、ワン・フォー・オールも無事なんだろう。”

そう、勝手に物語を俯瞰して観てしまったからだと思う。

 

でも、このインタビューを読んで挑んだ2回目。

“これが本当に最後の……”

いらない情報に惑わされず、そう、まっすぐ観ることができ、1度目よりももっともっと熱がダイレクトに、心臓にぎゅーっときた

 

本当にこの冊子を読んで2回目もちゃんと劇場で観れてよかった。

そう思わせてくれた、大切な情報だった

ちなみに最終回の代わりのアイディアはまだ浮かんではいないそう。

 

他にもとっても興味深いお話ばかり。

・”全員活躍”ではなく、”全員Plus Ultra”

は、とっても納得させられ、

・劇場版1作目の反省から、今回の敵(ヴィラン)を考えた

お話も、先生が原作と同じぐらい、劇場版作品にも熱を持って挑まれていることが伝わってきて、”読んで良かった。知れて良かった。”と思うお話ばかりだ。

 

今回の劇場版は、個人的には1作目よりももっともっと大好きな作品になった。

その理由を知ることができた、大満足なインタビュー記事だった。

描き下ろし漫画「敵連合:UNDERCOVER」P69~

先生描き下ろし読み切り漫画「敵連合:UNDERCOVERが、この冊子の1番最後に掲載されている。

今回の劇場版の大きな敵(ヴィラン)となる、ナインの過去、想いが、少しだけ明らかになっている。

 

 

1度劇場で観た方も、ぜひ、この僕のヒーローアカデミア Vol.Rising』を読んだ上で、もう1度劇場へ足を運んでみてほしい。

 

きっと私が体験したように、1度目とはまた違った楽しみ方ができるはず。

そして、堀越先生のことがもっともっと大好きになるはず。笑

 

 

ではでは、また。